OCO
FX取引の上で最も重要なリスクコントロールを手助けしてくれるのが、自動売買システムです。
精神的にもどうしても感情的になりやすく、「まだ上がる・・・まだ上がるはず!」と思っていたら次の日の朝には暴落して大損をしていたり、「まだ大丈夫・・・もうすぐ切り返すはず!」と損失をだらだらと膨大させてしまうなどのリスクを完全に管理するためにも、必ず覚えておいて欲しい自動売買システムについて解説していきます。
自動売買システムには指値、逆指値注文のほかに、IFD、IFO、OCOがあります。 このページでは「OCO」について解説していきます。
OCOとは「One Cancels the Othe order」の略で、あらかじめ2つの注文を同時に出しておいて、一方注文が約定したらもう一つの注文はキャンセルするという注文方法です。
OCO注文では指値注文と逆指値注文を同時に出しておけるのがポイントで、為替レートがどちらに動いても自動で即座に対応できる優れたシステムです。
新規にポジションを持つ場合に使うOCO
【注文1】現在1ドル=120円と想定します。1ドル=122円になったときには明らかに上昇トレンドに突入したと見てもよいので、1ドル=122円で買いの注文出したい!(逆指値注文)
【注文2】出来るだけ安いところで買いポジションを構築したい!現在1ドル=120円なので、1ドル=118円までドルが下がったところで買い注文を出したい!(指値注文)
上の2つの注文を同時に出し、注文1と注文2のどちらか一つの注文が約定すれば、もう片方の注文は自動的にキャンセルとなります。
「狙った獲物は逃がさない」注文システムです。
決済にも使えるOCO
現在1ドル=120円で、1ドル=116円での買いポジションを持っていると想定します。この時点で利益が既に出ています。
【注文1】まだドルが上がるかもしれないので、1ドル=122円になったら利益確定のための決済をしたい!(指値注文)
【注文2】ひょっとするとドルが下がるかもしれないので、利益が出ている1ドル=118円のところで利益確定のための決済をしたい!(逆指値注文)
上の2つの注文を同時に出し、注文1と注文2のどちらか一つの注文が約定すれば、もう片方の注文は自動的にキャンセルとなります。
相場がどちらに動いても瞬時に自動で対応してくれるので、円高になっても円安になっても、利益を逃さず、損失は限定することができます。

【OCO】に関する情報の最終更新日・・・2009年12月23日